高校・大学・語学の海外留学で進路を支援する学習塾のネットワーク【ISC留学net】

お気軽にお問い合わせください。(ISC留学net本部)

050-3786-0602

大場代表
ISC留学net代表兼LHE取締役会長
大場 規之OBA, Noriyuki
毎月10日更新

日本脱出 準備できてます

 

月曜日から今日まで、足かけ3日間。
都内のホテルに缶詰めでイベントに参加したり、人に会ったり・・・と、外気を吸わない時間を過ごしておりました。外が雨なのか晴れなのかも、窓に目を凝らさなければならない状況は、田舎育ちの私には息苦しく、なんとなく不健康な感じです。
そんな気分の中、今日は朝からとても明るい気持ちにしてくれる話を聞くことができました。

今朝のアポの一つ。いつもお世話になっている30代前半のMさんと朝10時にロビーでお会いしました。

私 「春節休みのせいか中国客の数がスゴイですよ!エレベーターで会う人は70%以上、中国語で話をしています。」
Mさん「そうなんですよ。私は今、台湾関係の会社PRする仕事をしているのですが、実は台湾人と中国人の訪日数はすごいんですよ。その中でも中国の伸びは著しく、また、台湾人は地方に行くのに対し、中国人の殆どは東京でのショッピングが目的ですから、こうした都市部のホテルの占拠率はすごく高いんです。」

こんな話から、中国や台湾をはじめ、様々な国の話の雑談に話が弾みました。
彼は、大学卒業後はロンドンやタイで、何年も食品関係のバイヤー的な仕事をするなど、若いながら世界を相手にいろいろな仕事をしてこられた、リアルなグローバル活動をされた経験をお持ちです。これまでも、そうした彼の話を聞くのを楽しみにしておりました。

そんな彼が、次のようなことを口にしました。

実は、私は今、中国がマイブームなのです。
これまで毎日、フィリピンとオンラインで結んでの英会話レッスンを受けていましたが、それに加えて、週一で中国語を学び始めました。そして、台湾相手の仕事に絡めて、週末などには中国語で話が進むミーティングに積極的に参加しています。
(私が、中国ブームはもう10年前の話じゃないの?とからかうと)
そうなんですよね~。でも、私には今がブームなんですよ。
だって、中国の若者。スゴイですよ!
なんていうのか、私が参加しているミーティングに参加しているメンバーに接していると、パワーに圧倒されます。
もちろん、これからは英語をマスターしていれば大丈夫という気もするのですが、彼らと一緒にいると、彼らと同じ土俵で戦うためにはやっぱり中国語を少し知っておかなければって、思ってしまうんですよ。
緊張感というんでしょうか、積極性というんでしょうか、・・・日本人と国民性が違うと言えばそれまでですが、日本の若者なんかとても太刀打ちできませんよ。私たち、20代30代の世代。ホントに日本は大丈夫なんでしょうか? マジでそう思います。
上場をしたり、その直前のベンチャーキャピタルなどから出資を受けている若い創業者、特にIT関係の人なども多く知っていますが、彼らは、確かにそうした出資者からの金をどのように使えばよいのか・・・などといって、努力をし、四苦八苦しながらやっていますが、そうした、日本のマーケットが期待している若い創業者であっても、私が会う中国の普通の若者のパワーには到底かなわないって感じます。“たくましさ”が違うっていうんでしょうかねえ。
期待されている若手経営者などでもそうなんですから、ましてや、一般の若者はとってもかなわないでしょうね。
でも、考えてみれば・・・優秀な日本の若者はもう日本にいませんからね。みんな海外に活路を見出そうとしていますよ。
私も、いつでも日本脱出は可能ですから(笑)。
いろいろな話を聞く機会に恵まれている事にいつも感謝をしている私ですが、今日のこのMさんの話も、強烈なインパクトでした。
優秀な若者は、日本脱出を当然のように考えているのか・・・と。
そして、世界を相手にすることに対しての自己研さん。
更には、何よりもこの話を聞きながら、彼に全く“やらされている”感が無く、むしろ楽しみながらそのグローバル競争に立ち向かおうとしている事が、とてもすがすがしく、明るい未来を感じさせるものだったとことが、また印象に残りました。

こうした若者が増えてゆけば、日本の未来が明るいと。
彼は、決して一流大学を出ているわけでもなく、一流企業に勤めているわけでもありません。(Mさんゴメンナサイ)

彼のそうした、前向きで明るい姿勢は、もちろん生まれてからこれまでの親御様の教育の賜物なのでしょうが、それに加えて、海外での就業体験などから得たものであると彼自身も口にします。

彼は、日本脱出などと言いながらも、日本を愛し、故郷を愛する一人です。
彼が将来日本を離れるにしても、日本に残るにしても、必ず日本の為に、故郷の為に仕事をするはずです。
海外でノーベル賞を受ける日本人は少なくありませんが、そうした人たちも例外なく日本を想い活動しているのです。

こんな話に出会うと、私いつも、いっそのこと、日本が公用語として英語を加えればよいと思います。
英語力の無い私がこんなことを言うのは自分を苦しめることにもなりますが(笑)。
日本の国際競争力が一気に高まり、日本と海外の交流が一層盛んになり、世界における日本の立ち位置が大きく変わるでしょう。

・・・と、そこまではいかないとしても・・・
私たちのISCnetが、世界に通用する、明るく前向きな若者の育成に少しでもお役に立ちたいと。
改めて感じた一日でした。

大場規之
2015.2.25