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大場代表
ISC留学net代表兼LHE取締役会長
大場 規之OBA, Noriyuki
毎月10日更新

高校・大学生の親の憂い

 

最近、塾の経営者向けの講演で何度かお話をした内容で、講演後 「共感したので話の内容をプリントしたものがほしい」 などと、何人かから言われるような内容がありますので、皆様にご紹介したく存じます。

このパートのタイトルは 「高校生や大学生の親の持つ憂い」 です。

これらは、私が、高校生や大学生を持つ親御様、または、お子様がいずれ高校生や大学生になるという親御様と接する中で感じている、親御様たちの “不安”、“疑問”、“憂い”といったもので、塾経営者に、これらに対して明確な答えや考えを示せますか? と投げかけているものです。


特別の思いがあるわけでもない、受かる大学に、なんとなく入る大学。一人暮らしで年間200~250万円(4年間で1000万円!)の価値は? 卒業証書をもらうだけの大学ではあまりに親として納得がゆかない。


授業料の節約で、地元の大学に進学するのは良いけれども、高校の延長気分。 勉強はさらにしなくなり、するのはアルバイト。 これで、社会で通用する社会人になるのか?


「大学で何を学んだ?」の入社試験の答えは決まって “アルバイトでの体験”。 “大学でこれを学んだ!” と言えるものがないのはいかがなものか? 自分たち(親たち)もそうであったとはいえ、自分たちの反省も含め、これからもそれでよいのか?


高校間競争と高校PRが熾烈なため、国公立を狙える生徒には、高校の進路指導で強引に国公立受験をさせられる。私立に絞って(受験教科を絞って)、集中して勉強をしたいと思っている子供にも、それが許されないのはいかがなものか?


一部のトップ校では、余裕のない過度な学業成績追求型に偏り、子供が疲弊している。 また、部活と学業との両立を期待することも行き過ぎの場合は問題だ。

 
といった内容です。
私が、特に答えを用意しているわけでもなく、講演で答えを言うわけでもありません。
聞いていただく方々への問題提起をするだけなのですが、とても興味を持って頂けます。 「全く共感できる」 という事なのです。

このブログを読んでいただいている皆様も是非考えてみてください。

ここに掲げたこうした問題点以外で、私がさらに問題だと思うのは、
これらの “憂い” を抱える親はとても真剣な親御さんです。 それに対して、無関心・無関与の親が増加している事も、事実のようです。
子供たちの教育格差はますます大きくなってゆくことでしょう。 これこそ社会が憂えなければいけません。

2014.10.10
大場規之