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大場代表
ISC留学net代表兼LHE取締役会長
大場 規之OBA, Noriyuki
毎月10日更新

「やる気」を引き出す

 

和田塾では、成績アップの3要素として以下の三つを挙げています。→ http://wadajuku.jp/about/08-2

「ボリューム(V):学習量」
「スキル・テクニック(S):問題を解く技術」
「モチベーション(M):動機づけ」

この中で、「モチベーション」は、とても大切な一方、他の「ボリューム」と「スキル」とはちょっと違った性質のものと言って良いかもしれません。
それは、些細なことで高まったり、下がったり、または、ちょっとやそっとでは揺るがない勉強のための原動力となったりします。そして、時間を使ってトレーニングをすればよいというものでもありませんし、ちょっと厄介で、一筋縄では行かないこともあります。

受験生の緊張感が高まっている今も、このモチベーションは、精神的に不安定になる中、如何に維持できるか。また、それをどのように高めて本番に臨むことができるか。受験の成否に大きな影響を与えるとても大切なものとして、受験生本人も、周りで応援する人たちにも、とても気になるもののひとつです。

先日の日経新聞のコラムに、「やる気を引き出す- モチベーションの定義」という内容の記事があり、その中で、モチベーションを高めるために、3つの要素に分けて考える方法が出ていましたのでご紹介します。(滋賀大学 小野善生准教授)

要素1
目標に向かって行動を立ち上げること
つまり、「よし、やろう」という気持ちがわいてくること。

要素2
方向づけ
どのような理由で行動を起こすかを示す方向性のこと

要素3
支える力
定めた方向に立ち上げた行動を維持すること

 
そして、さらに、
要素1の「行動を立ち上げる」ことに影響を及ぼす要因が2つあると。

一つ目は、「欲しい」と思う「欲求」
二つ目は、その対象となる「ターゲット」が決まる事

 
なるほど。。。
当たり前のようですが、こうして、まとめてもらえるとよくわかります。

つまり、

 

ターゲットを決め

→ それを手に入れたいと思い
→ 方向性が決まり
→ ターゲットを手に入れるために行動が維持される

という事で、
「ターゲットを手に入れたいと思う欲求」がモチベーションとなる。
と集約しても良いでしょう。

 
今の若者たちは、「不足の不足」と言われるくらい、手に入れたいものが無いゆえに頑張れない子供が多い。などとも評され、この考え方、説明にもぴったりと当てはまります。

「何かを手に入れたい!」
と子供たちが思い、モチベーションに繋げられるように、欲求を育てる環境づくりも、教育の大きな役割と言っても良いかもしれません。

もしかしたら、親世代はこうしたことを当然のことと思い、漠然と意識はしているのかもしれませんが、改めて認識をして、意識して、積極的に取り組むことで、子供たちへの影響は大きく変わるような気がします。

受験を目前に控えた生徒達には、やはり、目標を明確に定め、「なんとしても第一志望に入る!」という想いを強め、高められることが大切です。
塾生一人ひとりはもちろん、それを支えるご家族や私たち講師も、その方向がぶれないように、支えてあげることでも大きな成果が出るはずです。
あと少しの受験期間。是非頑張りましょう!

 
史上最年少のノーベル平和賞を受賞したマララさん。
彼女の欲しいものは・・・「子どもたちへの1冊の本、1本のペン。特別なものではなく、学校です。」・・・

皆さんはどうお感じになりますか。。。

2014.12.10
大場規之