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大場代表
ISC留学net代表兼LHE取締役会長
大場 規之OBA, Noriyuki
毎月10日更新

かわいい子には旅をさせよ

 

今朝のNHKテレビ、“世界のニュースザッピング”というコーナーで、フランス2(フランスドゥー)という放送局で放送された内容を伝えていました:

 
→デンマークでは大学に合格した子供の4分の3が入学前に一年間の休暇を取り海外へ出かける。デンマークでは学校側もこの休暇を認めているが、フランスではこうはいかないだろう、とフランスメデイアは伝えている。←

 
ニュース内では、1年の休暇のうちの何ヶ月かでアルバイトをしてお金を貯めて、そのお金で海外へ行く学生のインタビューなども取り上げていました。デンマークでは学校も社会もこの傾向を積極的に評価しているようです。

この報道の元となっているフランスドゥーでは「フランスではこうはいかないだろう」と結んでいます。私が3年半フランスにいた経験からしても、保守と革新が入り混じったフランス社会では確かに、なかなか受け入れられないのかもしれません。

デンマークは人口560万人ほど。高福祉国で所得格差が世界で最も少なく、単一民族国家である。また小規模国でありながら経済力は強く、教育水準は極めて高い。など、とても魅力的な国の一つです。
アメリカの様に移民を受け入れることによって成長を続ける国とは違い、移民を受け入れることにきわめて厳しいこのデンマークは、自国民が、自らの国の為に、少数ながらその知恵と力を最大限発揮する工夫を積み重ねてきているに違いありません。
そのデンマークがこうした、大学入学前の1年を海外で学ばせる環境を作り出しているのも、こうした民族の知恵なのだろうと思います。

本サイトで紹介されている私のプロフィールの中に、“教育のモットー:「かわいい子には世界を旅させよ」”という記述があります⇒ http://iscnet.jp/blog。

私は、旅は楽しさの中にも、子供を鍛え育てる。とても価値のある要素を含んでいると思っています。

拙著の「わが子の自立が不安なら留学で突き放しなさい」の中でも、
「・・・いわば旅は、究極のミニ人生だと思うんです。いろいろな人生をシミュレーションできる場だと私は思います・・・大変な苦労あり、新たな出会いがあります・・・旅というミニ人生をたくさん体験していれば、突然の困難に対する自己防衛力がつきます。新たに出逢う人間関係を円滑に深いものにすることもできるでしょう。・・・若いうちはどんどん旅をしてみてください。・・・それが世界への旅ならばなおさら効果は大きいはずです。」
と言いながら、旅をすることを薦めています。

今朝のこのデンマークの話を聞いて、
今すぐにでも、日本の子供たちにそうした環境を与えたい!
また、日本の子どもたち自らがそうしたいと思える環境を作りたい!
と心から思いました。

デンマークのこうした環境で育った若者は、世界的視野を持ち、世界で生き抜く力を、様々な経験の中から身に着けるに違いありません。

これまで、私は一人でも多くの子供たちに留学をしてもらえる環境づくりをしてまいりました。
しかし、それだけではなく、“世界を旅する若者を応援する社会づくり”もしなければならないと、義務にも似た感覚を持ちました。 日本人も負けていられませんから。

2015.11.10
大場規之