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大場代表
ISC留学net代表兼LHE取締役会長
大場 規之OBA, Noriyuki
毎月10日更新

すべてが、ワインに出る

 

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
2018年が皆様にとって幸多き年になりますようにご祈念申し上げます。

年末から年始にかけて、いろいろと良いことがありましたが、その中の一つは、NHKラジオの“冬休み子ども科学電話相談”が放送された事ことです。夏休みの楽しみであったこの子ども科学電話相談が、これから冬休みにも聞けると思うとワクワクします。
な~んだ、そんな事かと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)。
でも、私にとっては、子供たちの素朴な疑問や質問で、気が付くと薄汚れてしまっているような自分の心(涙)を洗い流してくれるような、とっても幸せな気持ちになるのです。

もちろん、番組をずっと聞いていられるわけではなく、移動する車の中などで、ほんの一部しか聞けないわけですが、それでも結構多くのビックリするような質問や、思わずクスッとなるような質問に接します。

今回最も印象に残っているのは、3歳の女の子のこんな質問でした。

「虹は誰が書いたんですか?」

スゴイ質問だと思いませんか?
思わず・・・ン~ン、そうか。そう来たか・・・と唸ってしまいました(笑)。

この質問に答えた先生は四苦八苦しながらも、「雨さんと太陽さんが書いたんだよ」と答えて、
その答えにも感心をしました。

私たちがいつも接している子供達。
その子供たちは、こんなに純粋なんだ。こんなに創造的なんだ。こんなに素直なんだ。
と、この科学電話相談を聞くたびに驚かされます。
そして、うす汚れた私の心が洗われるのです(笑)。
私たちが忘れてしまっている、子供たちの心や成長の芽を、本当に大切にしてあげたいと思います。

 
もう一つNHKの話です。
こちらはテレビで昨夜放送された、「プロフェッショナル・仕事の流儀」です。

昨夜のプロフェッショナルは、フランス・ブルゴーニュという超一流で格式がありながらも閉鎖的なワイン産地で、日本人として孤軍奮闘するワイン醸造家の仲田晃司さん。

番組の中では、
仲田さんのブドウ・ワインとの闘い。そして子供と同じようにワインに愛情を注ぎつくす。
その取り組みが、最終的に、閉鎖的なブルゴーニュという地域で認められ、世界中のワイン愛好家に認められている姿を描いていました。
「そんな手間のかかる事、大変なこと、誰もしない」というようなことにも、敢えて挑み、続けることで、
偶然譲り受けた110年の老木のブドウ畑、それもグレードとしては最低レベルのブドウ品種から、世界最高レベルのワインを生み出している姿がとても感動的でした。

その中で最も印象に残っているのは、

「すべてが、ワインに出る」

という言葉です。

先にも触れた、「そんな手間のかかる事、大変なこと、誰もしない」というようなことにも、労を惜しまずに、徹底的に愛情をかけながらブドウを育て、ワインを造る。
その愛情や手間が、最低品種ともいえるようなブドウから、最高のワインを生んでゆく。
仲田さんは、自分の全てをブドウとワインに注ぎ込む。そうすれば、そのすべてがワインに現れ、すばらしワインとなってお返ししてくれる。というのです。

この番組を見ながら、自分の事を振り返ってみました。

私は多くの皆さんとのかかわりの中でさせて頂く仕事に、
仲田さんの様に自分の全てを、仕事の一つ一つに注ぎ込んでいるだろうか? と。
自分の全てが仕事に現れると思って仕事をしているだろうか? と。
そして、
仕事や日々の生活の中で行っている発言、行動、仕事の一つ一つが、
自分の全ての結晶であると自覚して、緊張感をもって生きているか? と。

その結果、
私はいろいろと努力をして緊張感を持って生きているつもりでしたが、
仲田さんに比べれば、とってもかなわない。まだまだ・・・
と思うのが精一杯でした。

今年も、しなければならない事、したい事がたくさんあります。
「すべてが、ワインに出る」という言葉を思い出しながら、頑張ってゆきたいと思います。

2018.1.10
大場規之