高校・大学・語学の海外留学で進路を支援する学習塾のネットワーク【ISC留学net】

お気軽にお問い合わせください。(ISC留学net本部)

053-449-6661

大場代表
ISC留学net代表兼LHE取締役会長
大場 規之OBA, Noriyuki
毎月10日更新

教育機会の多様性を・男女別学

 

一昨日(7月8日金曜日)の静岡新聞朝刊に、以下の記事が掲載されました。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「女子高の魅力、生徒発信 英和女学院と西遠女子学園」
http://www.at-s.com/news/article/education/upper/258391.html

静岡県内の女子高が少子化の進展や共学志向の高まりで減少していることを受け、静岡英和女学院(静岡市葵区)と西遠女子学園(浜松市中区)が「なでしこ教育推進委員会」を発足し、男女別学のメリットや可能性を見つめ直す活動を始めた。パネル討論などで女子高の魅力を発信する。
県教委と県私学協会によると、1990年には11校あった県内の公立の女子高は、2005年度に静岡城北高、清水西高、浜松市立高が共学化し、姿を消した。現在、県内の女子高は私立の9校で、浜松海の星高が17年度から共学化するため、県西部では中高一貫の西遠女子学園の1校となる。

同校の評議員を務める大場規之さん(53)は「教育の選択肢が狭められることになる」と危機感を募らせ、静岡英和女学院に勤務する友人らとともに委員会を結成した。

6月中旬、生徒が女子高の魅力について話し合う「なでしこ委員会」が両校で行われた。西遠女子学園では「男性に頼らずにリーダーシップを発揮できる」「異性の目を気にせずに自分らしくいられる」などと女子高のメリットが次々と挙がった。生徒会長の柘植絢加さん(17)は「女子高の良さについて深く考えるきっかけになった」と前向きな姿勢を見せた。静岡英和女学院でも肯定的な意見が目立った。「男女格差が少なくなっているので女性も一人の人間として自覚と責任を持たなければ」など、今後の女性の在り方についても意見を交わした。

なでしこ教育推進委員会は7月18日、講演やパネル討論を通じて男女別学の魅力を探る公開の「なでしこミーティング」を静岡、浜松両市で開催する。今後は共学高や男子高の生徒を交えた意見交換の場も設ける予定。県外の女子高とも連携し活動の輪を広げる。

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

 
これまで、私は留学や学習塾などの民間教育関係に関わらせて頂きながら、様々な取り組みをしてまいりましたが、今回初めて、学校教育の分野で自分の想いを少し形にしてみようと思い、“なでしこ教育推進委員会”の発足の声掛け役となりました。

私も妻も共学で育ちましたので、当時小学6年生の娘が中高一貫の女子校への進学を希望した時に、“今の世の中、女子校で育つことは果たして良いのか?”と疑問を感じながらも、本人の希望を尊重してその道を進ませました。

入学後の娘は、素晴らしい友人にも恵まれ、中学2年生くらいから、“女子だけの世界だからこそ実現するのであろうノビノビ感”の中で、日々個性を伸ばし、力を付け、6年間の素晴らしい学生生活を送る事が出来ました。もちろん、その姿を見ていた私共親も、その学校、そして女子校の魅力や価値を再認識したのです。

そうした経験を持つ一人の親として、女子校が減っていくこと、つまり、日本の子どもたちの教育機会の選択の中で“女子校を選ぶ”という選択肢がどんどん狭められてゆく現状を憂い、とても残念に思うとともに、“女子校を選ぶ”という道が、これからも確保され続けるようにと願い、今回の活動をすることになりました。

そして、女子校のみならず、更にその数を減らしている男子校についても同様にその価値を見なおす事も含めて、“男女別学の魅力と価値の再認識”というアプローチで今後取り組んでゆくことになります。

このブログでは、これまで、留学について私の考えを皆様にたくさん伝えてきました。
考えてみれば、今回の男女別学の魅力の再発見と再発信の活動も、留学同様、多様な教育環境の提供の推進の一つであるという共通点があります。

子供達が多様な教育機会を選び、得られる事、そして、そのさまざまな教育機会の中から、子どもたちが個性を伸ばし、生きる力を付けられるために、一層の努力をしなければいけないと気持ちを新たにしたところです。

2016.7.10
大場規之