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大場代表
ISC留学net代表兼LHE取締役会長
大場 規之OBA, Noriyuki
毎月10日更新

のぞみに乗ってしまった話

 

昨日聞いた、高校1年の息子を持つお父様の話です。

浜松の高校に通う1年の友達同士3名が、名古屋で開催されたあるコンサートに行ったそうです。
帰りが遅くなりそうだったので、そのお父様は、「浜松への終電(新幹線)を意識して、その終電には必ず間に合うように乗ること」とくぎを刺して、送り出したそうです。

お父様が、そろそろ終電の時間だけれども乗れただろうかと心配していたころ、そのお子さんからメッセージで、“新幹線に乗った”と連絡があり、やれやれと思っていたそうです。

それからしばらくして、再びそのお子さんから、“実は・・・様子が変だと思ったら、のぞみに乗ってしまって、次の駅は新横浜らしい・・・”とのメッセージが。。。

静岡県内の新幹線の各駅は、ひかりとこだましか止まらずに、のぞみは素通りです。
名古屋からの上りののぞみの乗客は、次は新横浜・品川・東京のいずれかの駅でしか降りられません。
この子供たちは、名古屋で慌てて乗った新幹線がのぞみで、次の降車駅は新横浜だったという事です。

唖然としたお父様は、23時になろうとしている状況の中、しょうがないので、200Kmも走らなければならない新横浜駅に、車で迎えに行くという約束をして、電話を切ったそうです。
夜中の2時を過ぎるかもしれないけれども新横浜で待っているようにと言って。

・・・・・

それから2時間半後の夜中の2時。
お父様は無事に新横浜で子供たち3人と落ち合えました。

そして、その子供たちはというと。。。
JR東海の駅員さんの特別な取り計らいで、、、
お金を持っていない学生たちから乗り越し料金は取らず。
子供たちの心配と空腹を紛らすようにとマクドナルドのハンバーガーを買ってくださり。
父親が迎えに行くまでの時間、子供たちと一緒に到着を待って下さった上に、
迎えに行った父親の車が、駐車に困るだろうからと、駅のロータリーで待つように父親に言い、
車のところまで子供たちに付き添って、見送りに来てくれたそうです。

子供たちへの、怒りながらも笑えるような間違いはともかく、
駅員さんの配慮、そして、200kmの距離をものともせずに迎えに行ったお父様など、
なんだか胸が熱くなるような美談に幸せを感じました。
お父様のお帰りは、もう夜が明けようという時間だったでしょうから。。。

前回のブログで、“旅のススメ”を書いたばかりでしたので、子供たちのこの“コンサートを絡めたミニ旅行のトラブル”こそ、旅の魅力であり、そのトラブルこそ“ススメ”の源であることを改めて感じた次第です。子供たちはこの夜、きっと多くのことを学んだに違いありません。

お父様曰く、そこから3日間のお子様は“とてもいう事を聞く素直で良い子”だったそうです(笑)。
それ以降の事は触れませんが。。。(笑)

改めて、とっても良い話を聞かせていただきました。
JR東海の駅員さんにもお礼を言いたくなりました。
なんだか元気が出ました。お父様のお話、ありがとうございました。

2017.05.10
大場規之