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大場代表
ISC留学net代表兼LHE取締役会長
大場 規之OBA, Noriyuki
毎月10日更新

入梅

ここ東海地方は例年より15日早く梅雨に入ったと天気予報で言っていました。
1年の中で、季節の確実な“刻み”として、私が実感するものの一つがこの梅雨入りです。
決まって「この雨が終わると真夏の太陽か・・・」と、なんとなく真夏のカンカン照りが待ち遠しくなります。そして、夏が特に好きなわけではありませんが、学生時代の夏休みの“自由”が何よりもうれしかったのを思い出します。 あの頃見た夏の空は、今よりもずっと青く、広かったような気がするのは歳のせいでしょうか(涙)。
先日55歳になって、なんだかいつも何かに縛られているような生活に慣れた私には、あの頃の自由な世界が本当に懐かしく、羨ましいです。かといって、定年で仕事を去るように、「ハイ。今からあなたは自由です。」というのも困りますが(笑)。

また、もう一つこの梅雨の時に思い起こす事があります。
それは、中学1年生の梅雨の頃の話です。
その年は毎日毎日、朝も、昼も、夜も、来る日も来る日も雨だったような記憶があります。
そんなある時、当時仲の良かった友人に、私が「こんなに雨が降って・・・雨は無くならないのかねえ・・・」と言ったら、笑いながら「雨なんかなくなるわけないじゃん!」と一笑に付されました。
私はその時「そうか・・・雨って無くならないんだ・・・みんなそれを知っているんだ・・・」となんとなく自分がそれを知らなかったことを恥ずかしく思い、周りの皆は常識的に雨が無くならない事を知っている事がスゴイな。と、強烈に印象付けられたのです。

それから毎年、梅雨になると、または長雨が続くとこの事を思い出します。
今朝の天気予報で、「梅雨前線に南から送り込まれる暖かく湿った空気が強い雨をもたらし、今後も、湿った空気が前線を刺激し続けて雨が続く見込み」と言っていました。
この解説こそ、中1の時にその友達が言った“雨が無くならない仕組み”に他なりません。
私はこのことを中1どころか、そのずっと後になって知り、今でもその雨の降る仕組みについて、天気予報と実際の雨を体験しながら、より知識を深め続け、天気を知ることの楽しさを実感しています。

その中一の時の友人が、どこまで“雨が無くならないことのメカニズム”を知っていたのかはわかりませんが、先の天気予報の解説の様に理解していたのだとしたら、やはりスゴイ事です。

なんといっても悔やまれるのは、その友人が「雨なんかなくなるわけないじゃん!」と言った時に、「え?どうして?」と知らない事を教えてもらう勇気が無かったことです。

それをしていれば、このことで40年以上も思い出を引きずることもなかったかもしれません。
その一方で、この一つの出来事があったから、また、たった一つの出来事をきっかけに、それに関係する事しない事を含め、あとで後悔しないようにという反省から、それから40年以上もいろいろな事について学んでこられたとも言えます。
人生は楽しいです。

昨日、妻と“どろぼう家族”を映画館で観てきました。
切なさと、生きること、そして、愛について、考えさせられました。

2018.6.10
大場規之