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大場代表
ISC留学net代表兼LHE取締役会長
大場 規之OBA, Noriyuki
毎月10日更新

親も内向き?

先月(2012年11月)の1ヶ月間で、全国のISC留学センターである学習塾にご協力をいただいて、小中高校生を子供に持つ保護者の、留学に関する意識調査を実施いたしました。

調査の実施方法は、北海道から沖縄までの子供を持つ保護者の皆様にアンケート用紙をお配りし、郵送でそれを回収するスタイルで、返却数は252枚となりました。ご協力をいただきました皆様方には改めて感謝申し上げます。

その結果は、予想通りのものから、意外なものまで、アンケート実施の価値は大きなものがありました。また、記述形式の回答では、保護者の皆様がグローバル化の進む社会で、子供たちを育ててゆく上で、悩みながらも前向きにお考えになられている様子をしっかりと感じ取ることができたと同時に、子供たちから、留学をしたいという話が多く出ていることもわかり、私自身、意を強くした結果も数多くありました。

以下、そのアンケートの特徴的な部分をまとめさせて頂きます。
(調査結果のすべては https://iscnet.jp/iscqa2012w.pdf でご覧いただけます)

<主な調査結果とその考察>

「子どもに海外留学を経験させたい」 とてもそう思う…29%
まあそう思う…37%
(以上2項目合計 66%)

「海外の高校・大学も進路の選択肢になる」 とてもそう思う…17%
まあそう思う…46%
(以上2項目合計 63%)

「海外留学をした方が就職に有利」 とてもそう思う…20%
まあそう思う…39%
(以上2項目合計 59%)

「3年前と比べて、子供の海外留学に興味を持つようになった」
とてもそう思う…12%
まあそう思う…31%
(以上2項目合計 43%)

これらの結果から、子どもを海外に留学させたいと回答した保護者は6割以上に上り、子どもを海外に出したいという意識は高いことが明確になっています。また、「海外留学をした方が就職に有利」が6割に近いなど、円高や就職環境の変化を受けて、海外留学に対する興味の高まりを伺う事も出来ます。

しかし、その一方で、

「子供には将来、海外で活躍して欲しい」 とてもそう思う…7%
まあそう思う…19%
(以上2項目合計 26%)

という結果が大変興味深いところです。
前述のように、留学を通しての成長を期待する一方で、わが子がグローバル人材として、実際に海外で活躍することに対してはとても消極的な実態が見て取れます。

結論としては、「子供にはグローバル人材の資質は備えてほしいけれども、日本国内や地元でそれが生かせれば良い。」といった所でしょうか?

皆さんはどのようにお考えでしょうか?

私は、このアンケート結果を見て、「子供達が “内向き” と評される原因」 を見たような気がしました。

おそらく、3年前に同じアンケートをしていれば、保護者の皆様の留学への興味は、もっともっと低かったに違いありません。この調査で6割を超えた“留学積極派”も、きっとそのころはもっと少なかったでしょう。

今回の調査で明らかになったように、今やっと、こうして子供たちの留学の必要性が認められてきたところです。
更に、それが進み、子供が海外で活躍することを望む親が増えることで、グローバル人材輩出の意識が本物になり、世界で活躍をしたい子供たちももっともっと増える事でしょう。

全国各地出身の方が地元を離れながらも活躍されているのと同様、今後益々、国境を越えての人の移動が活発化し、世界各地の人々が世界の様々な地域で活躍をするのが当然の時代へと、さらにその流れは進んでゆくでしょう。 一昔前(昭和40代ころまででしょうか) が地域外から来られた方々に 「お国はどちら?」と聞いた挨拶が、まさに世界規模で行われることになるのです。 そんな時に、私たちの子供たちが世界で愛される、頼れる日本人であってもらいたいものだと思います。 そして その先に、“人材王国日本” が実現するのだろうと思います。

そして、そのころには、若者の内向きなどという言葉がメディアで取り上げられることもないでしょう。 いやいや、20年後の2030年過ぎには、「・・・今では考えられない事ですが、今から20年前、若者が内向きだと言われたことがありました・・・」などと、世界で活躍する日本人たちを取り上げた記事を目にすることができる日が来るかもしれません。

そんなことを夢見ながら、2013年も、日本の若者たちの為に全力で頑張ってゆきたいと思います。

今年も一年間多くの皆様に支えて頂きました。
いつも年末になると、“来年こそお返しの多い年に” と思いながら、その翌年末には、お役にたてたよりも、お世話になった数の多い “負け越し(?)”の1年になってしまっています。
来年こそは、皆様へのご恩返しが多くできる “勝ち越し” の年の実現を目指します!

お世話になりました皆様に改めまして心からお礼申し上げます。
そして、来年も、皆様に幸多かれとご祈念致します。

大場規之
2012.12.25