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大場代表
ISC留学net代表兼LHE取締役会長
大場 規之OBA, Noriyuki
毎月10日更新

五月病

ゴールデンウィークも今日で終わり、いよいよ1学期(前期)も本格的な活動期に入ります。

特に、中1、高1は新入学生としてのスタートアップが済んで、地に足付けた新生活を始める事になります。

 

この時期、「5月病」という言葉がしばしば聞かれます。

これは、元をたどると、東大の新入生が、「東大に入学する」という一つの目標を達成し、そのピークを越えた事による達成感と、新たな目標を見つけられない喪失感によって、5月から6月にかけて襲われる無気力感、又、そうした学生を指して「五月病」と言った事が始まりと言われています。

 

しかし、もちろん東大生でない私も、過去をさかのぼり、学生時代を振り返ってみたり、その後の社会人生活を振り返ってみますと、この季節、五月病らしき症状・状態にあった事を思い出します。

 

私の場合は、新1年生の時に限らず、さらには、学生時代だけでなく社会人になった年齢でも、新年度の始まったこの季節、理想と現実とのギャップ(すなわち、自分がこうしたいと思った事ができないことへのいら立ち)や、新環境での友人・人間関係に自分が適応しきれないことに対して、悩み、苦しんだ事が多かった事を数多く思い起こす事ができます。

 

今でこそ、そうした事を冷静に思い起こし、今日に至るまでの成長の一コマであったと、懐かしく見る事ができますが、当時はそれどころでは無く、自殺とまではいかないまでも深刻に悩んだ時期があった事も事実です。何もかもが嫌になって、家を飛び出して一人で何日も遠くに放浪の旅をしたこともあります(^~^)。丁度5月から6月にかけてだと思います。こうして文章にできること自体が本当にありがたいことだと思うくらいです。

 

今、何十何回目かの(笑)、この5月。 多くの若者が、新たな環境になじめなかったり、現実の厳しさに直面し苦しんだり、自分のあり方に悩みを感じたり、・・・様々な逆境に遭遇しているのだろうと思っておりますが、そんなひとりひとりの悩みをぜひ聞いてあげられたらと思います。

 

塾生の多くが、こうした悩みを抱えやすい時期に差し掛かる今、敢えてそれを避けず、厳しい波を正面から受けて、場合によっては乗り越え、場合によってはやり過ごし、そうした中で生きる力を得てゆく事を、心から願っています。
2011.5.10

大場規之