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大場代表
ISC留学net代表兼LHE取締役会長
大場 規之OBA, Noriyuki
毎月10日更新

学生はもっともっと失敗体験を! ノーミステイク・ノーラーン

先日、オーストラリアのクイーンズランド州にあるヒルクレスト・クリスチャン・カレッジという、私立の小中高一貫校の校長、ケイス・フランシスさんと初めてお会いし、お話をさせて頂きました。

校長の目指す理想的な教育環境の提供を実現し、同校の子供たちが社会に巣立ってゆくための様々な取り組みをされていることが確認できました。

留学生の状況についてもいくつかの情報交換をしました。
世界各国から一定割合の留学生を受け入れている事。現地の地元生徒にとっても世界中から集まってくる留学生との交流は大変有意義なもので、グローバル感覚を育てるうえでも良い事であるなど。 留学生にとっても地元生にとっても良い関係が構築されているとのことでした。

その中で、私から 「日本からの留学生は学校になじんで元気に過ごされていますか?」と質問をしました。
するとケイスは少し笑みを浮かべながら、

「日本の学生は特徴がありますね・・・」
「みんな礼儀正しく、教師の言う事も良く聞いて、守って、極めて良い子が多いです。教師にも高く評価されています」
「ただ、私が気になっていることが一つあるんです」
「それは、失敗をしないということです。どこまでもイイ子なんですよね~」
「実は、私はそれを大変残念に思っています。」
「ノーミステイク・ノーラーン (失敗なくして 学びナシ) とでも言ったらよいでしょうか」
「子供たちは、失敗を重ねる中から多くの学びを得て、成長してゆきます。これが成長の源だとも思っています」
「日本の学生にはもっともっと失敗をしてほしいのです。素晴らしい素養を持った彼らはもっと成長できるはずです」
「失敗をおそれず、時には教師を困らせるくらいの活発なチャレンジが子供の成長には必要です」
「もちろん、私の学校に入学すれば、そうした傾向も薄れ、日に日に積極性をましてゆきますけどね!」
全ての日本人、日本の学生がこうであるわけではありませんし、教師や親を困らせたり、失敗を重ねる子も、もちろん多くいるわけですが(笑)、私はこのケイスの言葉に共感するものがありました。

このヒルクレストに留学できる日本の学生は、学力的にも、家庭の財力も、家庭環境も、恵まれて育ったであろうと思われます。
こうした、一般的に “恵まれた環境で育った” と言われる日本の子供たちの特徴をケイスはうまく表現していると感じたのです。

海外にでれば、同じような環境の世界の生徒が机を並べて学びます。 まさに、世界の土俵に出るわけですが、ケイスは
“そうした世界の土俵では日本の学生はチャレンジングではない” とメッセージを発してくれたわけです。

失敗を恐れない、チャレンジングな若者が一人でも多く育ってほしいものだと感じ、そのためにも、私たちができることは何か、改めて見つめなおし、お役にたってゆきたいと気持ちを新たにしたところです。

ノーミステイク・ノーラーン (失敗なくして 学びナシ)
良い言葉ですね!
2013.05.25
大場規之