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大場代表
ISC留学net代表兼LHE取締役会長
大場 規之OBA, Noriyuki
毎月10日更新

新型コロナとマニュアル社会

 

歴史の中にはペストなど人類を苦しめてきた多くの感染症があったものの、今に生きる我々の経験値として“全く新たな脅威”、ともいうべき今回の新型コロナは、人類としたたかなウィルスとの力比べ、知恵比べ、そして、戦い、という状況になっています。

過去の歴史的な感染症を人類が押さえ込むことができたように、今回もいつの日か必ずそれが実現できると信じていますが、特効薬やワクチンもなく、それがいつどのように実現できるのか見えないのが、現時点ではウィルス上位を許してしまっています。

振り返ってみますと、今から50日前の2月20日木曜日が、私自らの主催するイベントを中止した初めての決定でした。当時はまだヨーロッパでの拡大が始まる前で、イベント自粛のムードは今ほどではない中での、苦渋の決断をしたのが記憶に残っています。
その頃から、私に限らず様々な責任ある立場の方々が、いろいろな形で重大な決断をしてこられたわけで、一昨日の国による緊急事態宣言が代表的な重い決断であったという事になると思います。

ウィルスとの戦いの中で、過去に経験のない様々な事象を目の当たりにしながら、多くの人に影響を及ぼす意思決定を重ねるプロセスは、まさにマニュアルが通用しない世界です。

2009年の映画、レッドクリフⅡという映画のコマーシャル・キャッチをよく思い出します。

「なんとかしてよ」という人がいる。
「なんとかするぞ」という人がいる。
誰もが、どちらも選べる。

今日本が置かれている状況は、仕事が奪われるなど想いだけではどうにもならない切実な窮状が多く、現実的な政治などの支援が不可欠ですが、
そんな中でも、「なんとかするぞ」と一人でも多くの方が思いながら行動することで、今回のウィルスを克服できるタイミングを早めることにつながるはずです。

先週の静岡新聞に、木苗直秀静岡県教育長の、教育改革の核心を尋ねられた答えとしての
「自ら考える力を大切に」 というコメントが載っていました。

まさにその通りだと思います。
自ら考え、自ら行動する。
私がこのブログでいつも言っている「生きる力」も基本はそこにあります。

このコロナウィルスとの戦い。
極めて苦しい中にあっても、マニュアルにはない自らの判断と行動で打ち勝ってゆかなければならないと思います。

2020年4月10日
大場規之